羽毛布団のリフォーム(打ち直し・仕立て直し)とは

アイダーダウンのリフォーム中

羽毛布団のお手入れは、丸洗いかリフォーム(打ち直し)

羽毛布団に限らず、毎日使う寝具は汚れが溜まってきて、生地や中わたが痛んだりするために定期的にメンテナンス(お手入れ)する必要があります。

3~5年ごとに丸洗い

水洗いによる丸洗いを3~5年に1度おすすめします。これにより、羽毛に汚れが溜まってしまうのを防ぎます。ただ、側生地の種類によっては、羽毛が吹き出したりする一定のリスクがあります。1年に1度を推奨するメーカーやお店がありますが、頻繁な洗濯は羽毛の油脂分を取り除いてしまい、羽毛の寿命を縮めてしまいます。通常は、カバーをこまめに替えて、月に1度ぐらいは日干しをすることをおすすめします。

10年経ったらリフォーム(仕立直し・打直し)

リフォームとは、羽毛を解体して中の羽毛を取りだし、洗浄・除塵して、不足分の足し羽毛とともに、新しい羽毛側に入れて仕立てることをいいます。ほぼ新品のように甦ります。

リフォームすることで、新品のようにきれいでふっくら甦ります

リフォームの違いについて

一口に羽毛布団のリフォームといっても、その工程や生地、足し羽毛などによって内容は大きく異なります。

眠りのプロショップSawada 羽毛工房ダウンラボの羽毛布団リフォームはプレミアムダウンウォッシュ相当の個別に直洗いする、最もグレードの高いリフォームです。

羽毛布団のリフォーム方法の違い
羽毛ふとんのリフォームには、プレミアムダウンウォッシュ、ダウンウォッシュ、側生地交換(スチーム洗浄)の3種類がありますが、当店は、ドイツLORCH社の羽毛リフレッシュマシンに加えて、除塵機+サイクロン充填機を備えています。一番汚れがきれいに取れて、ホコリも少なくなるプレミアムダウンウォッシュ相当の加工をしています。

 

店頭で行なう羽毛布団リフォームの実際の工程

眠りのプロショップSawadaの羽毛工房ダウンラボでは、ドイツLorch社の羽毛洗浄選別機(羽毛リフレッシュマシン)に加え、オゾン処理、羽毛除塵、二層式サイクロン充填機と、国内トップレベルの設備を備えています。

羽毛工房ダウンラボ

3,000枚以上の羽毛布団リフォームの経験を持つ店主が、羽毛の状態を確かめながら1枚1枚丁寧に仕上げていきます。

羽毛布団リフォーム(打ち直し)の工程
羽毛ふとんのリフォームは 1.側の解体 2.直洗いによる羽毛洗浄 3.乾燥と除塵 4.オゾンによる殺菌と脱臭 5.ソーティングで重い不良羽毛を除去 6.除塵で細かく小さなホコリを除去 7.計量と足し羽毛 8.羽毛布団側に充填 9.仕上げの工程があり、眠りのプロショップSawadaは店内で全ての工程をおこなっているため、直に見てお確かめいただけます。

長年使った羽毛布団、リフォームするのが良いのか、買い換えるべきなのか

20年以上ご使用の羽毛布団、1度リフォームを行なっている羽毛布団の再リフォームの場合、リフォームした方がいいのか、買い替えた方がいいのか、悩みどころです。

羽毛布団の状態と、お使いいただく方のライフサイクルなどによっても判断が異なります。元の羽毛が良いものであれば2度目のリフォームも問題ありません。羽毛布団を送っていただければ、中の羽毛の状態を確認して、リフォームなのか買い換えなのか、どちらが良いかの判断をお手伝いいたします。

羽毛ふとんはリフォーム(打直し)するのか、それとも買い替えた方がいいのか?
今使っている羽毛布団はリフォームすべきなのか?買い替えた方が良いのか? どのような羽毛布団でもリフォームすることは可能・・・ですが 基本的にはどのような羽毛布団であれ、リフォームすることは可能です。羽毛が弱っていればその分羽毛を足せばいいの...

羽毛布団と一緒に眠りの質もリフォームしましょう

一般に行なわれている羽毛布団のリフォームは、使用する方の体質や、睡眠環境などは関係なしに、一律のリフォームを行ないます。ところが、都市部のマンションや最近の高気密高断熱住宅に、昔ながらのふかふかの羽毛布団は合わないことが多いのです。睡眠環境や暑がり、寒がりなどの体質に合わせた、側生地やキルティングの仕立てをすることで、眠りの質が改善します。

十数年に1度のリフォームですから、お使いいただく方に合わせた仕立てをすることをおすすめします。そのことが快眠につながります。

快眠のためのリフォームとは?
羽毛布団をリフォームする際には、使う方の体質や、住環境などに合わせて最適な生地やキルティング、仕上げの厚さを選ぶ必要があります。そのことによって最適な睡眠環境を生み出し、睡眠の質の改善につながります。
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