60歳、羽毛布団はリフォームしたら良いのか、この際に買い替えるべきなのか?

結婚の際に親に買ってもらった、たぶん結構良い品だと思うんですが、リフォームできますか?という60前半のお客さまからのご相談です。

結論は、買い替えた方がベター

一般的に羽毛布団の買い替えサイクルは30~35年です。25~30歳ぐらいで結婚する際に羽毛布団を購入されたケースは、今から30年前だと1990年。羽毛布団も普及期に入っています。婚礼寝具として、そこそこしっかりした羽毛布団をお求めいただいている方が少なくありません。

最近は60~65歳ぐらいのお客様からリフォームのお問合せをいただくことも多いのですが、何回か丸洗いをしているケース、一回リフォームで仕立て直しをしているケース、一度も手入れしていないケースなどさまざまです。

実は30年以上丸洗いもリフォームもしていないというケースも少なくありません。この場合は、羽毛に汚れがこびりついて、洗剤を増やしても汚れが取りきれないケースも多いので、買い替え前提でお考えください。

60歳でリフォームすると中途半端になる!?

60~65歳でリフォームをするとしましょう。そうすると75歳の後期高齢者まで現状の羽毛布団を使うことになります。そこでの買い替えとなると、人生の残りを考えると、ちょっともったいないです。それなら60歳で買い替えて、上質な睡眠環境を早めに実現した方がいいのです。

もちろん、人生100歳時代といわれますから、75歳で買い替えても決して悪くはないのですけれども、後期高齢者まで、いかに自身の健康を維持するかということは非常に大切だと考えています。ですから羽毛布団だけの話ではないんですけどね。

セカンドライフは健康を考えて、軽い羽毛布団を

1990年当時の典型的な羽毛布団は、側生地が超長綿60番手サテンで側重量は1.1㎏ぐらいです。中の羽毛がホワイトグースダウンだと1.3~1.5㎏入ったものです。側と羽毛の総重量は平均的に2.5㎏になります。

2005年、今から15年前にリフォームをされたお客様。多いのは超長綿60サテン1.1㎏、ちょっと上質な超長綿80サテンだと1.0㎏。リフォームで1.4㎏入れたとして布団の総重量は2.4~2.5㎏。これが国産羽毛布団の標準でした。(今ではポリエステル混の側生地が増えて、少し軽くなって、その分通気性が悪くなっています)

ところが、現在の新品羽毛布団 当店のS9100側生地は0.75㎏、中の羽毛は中厚なら0.8㎏、普通厚で1.0㎏と総重量は1.5~1.8㎏25~35%も軽量化します。加齢とともに筋肉量は衰えてきますので、軽い羽毛布団は身体への(心臓や血管などへの)負担が少なく、健康に良い影響を与えます。

特に75歳の後期高齢者になる前の15年は、いかに身体の状態を良好に保ち、健康を維持するかが重要ですので、長い目で見て、身体に良い軽くて新しい羽毛布団に切り替えた方がいいのです。

買い換えの場合、古い羽毛布団は合掛けふとんへリフォーム

買い換えの場合、古い羽毛布団をどうするかというと、合掛け布団へのリフォームがおすすめです。厚さは普通厚の1/2、中厚の2/3ぐらいになります(羽毛の状態によりますが、600g~800g入りで仕上げ)。4~5月の中間時期に重宝します。 合掛けと肌の2枚に仕上げることも可能です。

この時期の掛布団はそれほど嵩を要求しませんし、使う時期も短いので古い羽毛の再利用には良いと思います。当店では、新品に買い換えいただくお客さまは、古い羽毛布団のリフォームを20%割引で承ります。軽量生地でお手軽なK9800クラスの生地を使っていただくのがいいでしょう。

不要の場合はグリーンダウンプロジェクトへ送り、羽毛の再利用を推進いたします。この場合は下取りとして、お買上げ1枚に対し1枚あたり1,000円引いたします。

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コメント

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