羽毛布団のリフォームは大きく3つの方法がある
羽毛布団のリフォーム(打直し・仕立て直し)は主に羽毛の洗浄工程によって大きく3つにわかれます。
日本羽毛寝具製造協同組合(日羽協)は羽毛布団のリフォームの違いを3つのラベルで説明しています。
プレミアムダウンウォッシュ仕上げ
プレミアムダウンウォッシュは最も高いレベルの羽毛布団リフォームの方法です。羽毛を取り出した状態そのままで、直洗いを行いますので、羽毛を最もきれいに洗うことができます。ただし、直洗いは一枚ずつ行いますので、きれいに洗える半面、時間がかかります。
当店では世界の多くの工場に導入されているドイツLorchが店頭用に開発した羽毛リフレッシュマシンを設置して洗浄・乾燥・除塵を行ないます。さらに、除塵工程を増やし、オゾン等での抗菌脱臭も行っておりますので、それ以上の価値があると自負しています。
ダウンウォッシュ仕上げ
ダウンウォッシュ仕上げは、プレミアムダウンウォッシュと異なり、羽毛布団のまま、あるいはいったん解体して袋につめたものを洗います。
袋に入れて洗うので、ある程度まで汚れを落とすことができますが、プレミアムダウンウォッシュのような直洗いに比べると洗う力はかなり劣ります。洗った後のゴミ取りをすることが少ないので、ゴミが残りやすい欠点もあります。(工場によって異なります)
何枚かの羽毛布団をまとめて洗うことができるために、その分コストが安いので、多くの羽毛布団リフォーム工場で採用されています。
ふとん生地交換仕上げ
解体した羽毛にスチームを当ててホコリや汚れの一部を取り除きますが、洗剤を使わずに洗うので、汚れをちゃんととることができません。1988年、最初に導入した羽毛リフレッシュマシンがこのタイプです。当店ではおすすめしておりません。
羽毛工房ダウンラボのリフォームはプレミアムダウンウォッシュ相当です
眠りのプロショップSawadaの羽毛工房ダウンラボはドイツ・Lorch社の羽毛リフレッシュマシンを店頭導入し、最高レベルの工程で行っています。ただし、当店は単独店舗ですので、日本羽毛寝具製造協同組合には加盟しておりません。プレミアムダウンウォッシュ相当であるとご理解ください。