どのリフォームプラン(リフォームパック)を選んだらいいのか悩む方に
眠りのプロショップSawada、羽毛工房ダウンラボのリフォームプランは多彩です。8種類の生地、6種類の足し羽毛に加え、キルティングも5種類から選ぶことができます。
そのため、サイズの変更等も踏まえると、どのリフォームプラン(あるいはおトクなリフォームパック)を選んでいいのか、わかりやすく整理してみました。
生地は「軽くて通気性が良い平織」か「しっとりと柔らかい肌触りのサテン」か
生地はリフォーム後の風合いを大きく左右しますので、この選択がもっとも重要です。リフォーム価格の違いも、生地によって大きく変わります。
生地の名前とグレード | 長所 | 短所 | ||||
平織 | SB80 | SB100 TE135G | TE200 | 軽くて通気性が良い | 最初は少し硬い | |
サテン | WS8800 | SE14 | AD200 | 肌触りがやわらかい | 重い、通気性が劣る |
8種類の生地を用意していますが、平織のSB80か、サテンのWS8800をお選びいただくのが基本で、ハイグレードの羽毛布団の場合は 平織でSB100、サテンでSE1014をおすすめします。元の羽毛布団が25万円以上であれば、平織でTE200、サテンでAD200を選択します。
アイダーダウンなどの超高級羽毛布団は基本はTE270という超軽量69g/㎡の平織りか、サテンでは最軽量94g/㎡のAD200の生地でリフォームします。
軽くて通気性が良い平織 おすすめはSB80 SB100
羽毛の良さを活かすには、軽くて通気性の良い平織がベストです。ヨーロッパの羽毛布団は大半が平織りです。
私どもは基本的に平織をおすすめしています。
SB80 最もベーシックでオールラウンダーな生地 基本はこちら リフォームパック37,900円~
当店のオリジナル生地です。94g/㎡という軽量80番手の平織り生地ですが、元々の仕上げは硬かったので、シルクプロティン加工をしてソフトな仕上がりにしています。通気度2.6ccなので、通気性が良く、しかもダックダウンなどにも対応できます。
迷ったら、SB80をお選びください。足し羽毛は リサイクルダウン、400dpのホワイトダックダウン、410dpのホワイトグースダウンを用意しています。できれば元と同じ種類のダウンをおすすめします。
SB80リフォームパックの詳細はこちらから
SB100 ヨーロッパ生地と同グレードの軽さと通気性 リフォームパック68,900円~
こちらも当店のオリジナル生地です。85g/㎡という超軽量100番手の平織りで、ヨーロッパ製の生地並みの軽さと通気性(通気度3.6cc)を誇ります。カムフィットというソフト加工と椿オイル加工で、ガサガサ音がすることはありません。
ダウナ羽毛布団や、ヨーロッパ製の羽毛布団 あるいは、100~200番手の上質生地のリフォームなど、購入時に15万円以上のハイグレードの羽毛布団のリフォームにおすすめです。通気性が高めなので、ゴミの多いダックダウンのリフォームには向きません。
足し羽毛は 410dpのホワイトグースダウン 440dpのホワイトグースダウン ステッキーホワイトグースダウンが選べます。
SB100リフォームパックの詳細はこちらから
軽くて通気性が良い、日本初登場オーガニックコットン生地TE135G
ドイツWeidmann社のTE135G生地は、オーガニック繊維の国際基準GOTS認証を得た、オーガニックコットン(無農薬有機栽培綿)を使った軽量生地です。環境への負荷をできるだけ低くしたSDGs仕様です。
価格はSB80 と SB100 の中間になります。
TE135G オーガニックコットンを使った環境への負荷が少ない生地
SDGsに貢献するならこちら リフォームパック 57,900円~
オーガニックコットンを使用していますので、色は生成に近いベージュ、80番手平織りでSB80よりさらに軽量な90g/㎡という軽量生地です。通気度も3.5ccとSB100と同等です。
オーガニックコットンのため、生地の仕上がりは少し硬めです。生地がなじむまで、カサカサ音がします。SDGsの音と思ってください。
TE135Gリフォームパックの詳細はこちらから
しっとりと柔らかいサテン織 おすすめはWS8800 SE14
日本の羽毛布団は60番手~80番手のサテン織りがほとんどです。
60番手は生地重量が重いので、80番手以上ののサテン生地をおすすめしています。
風合いは柔らかいのですが、平織りに比べると生地が重く、通気性が悪くなります。
WS8800 ウォッシャブル対応のベーシックなサテン生地 43,900円~
最も多い60番手サテンの生地重量が136~140g/㎡なのに対し、114g/㎡と比較的に軽めのサテン生地です。通気性は1.7ccとサテンでは良好です。
サテンは洗濯すると生地組成が弱りやすいのですが、この生地はウォッシャブル対応なので、コインランドリーで洗うこともできます。平織よりはしっとりと柔らかく、少し重みがありますので、元々の生地に近い仕上げをご希望の方は80番手のサテンがいいでしょう。同価格で、柄物の80番手サテン(ウォッシャブルではありません)がお選びいただけます。
足し羽毛は 400dpのホワイトダックダウン、410dpのホワイトグースダウン、440dpのホワイトグースダウンを用意しています。
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SE14 より軽量でソフトな高級サテン生地 79,900円~
経糸に100番手、緯糸にはなんと140番手を使った101g/㎡という非常に軽いサテン生地です。ご購入時で15万円以上のハイグレード羽毛布団には、100番手や160番手双糸、200番手双糸など高級素材が使われていますので、このクラスの生地を使うのがベストでしょう。同価格で、柄物のラムコ超長綿100サテン生地がお選びいただけます。
足し羽毛は 410dpのホワイトグースダウン 440dpのホワイトグースダウン が選べます。
SE14リフォームパックの詳細はこちらから