羽毛布団リフォーム 丸八真綿製

丸八真綿の羽毛布団の特徴:表生地はシルクサテン+刺繍

訪問販売中心に販売している丸八真綿の羽毛布団リフォームです。丸八真綿でリフォームを問い合わせたら、非常に高い値段を示されたので、私どもにご相談されました。

丸八真綿の羽毛布団の特徴は、表生地にシルクサテンを使い、そこにゴージャスな刺繍がされた側が使用されていることです。今まで50枚近くリフォームを行っていますが、ほとんどがこのタイプです。

シルク生地は強度がないために、長く使うと上の画像のように生地が裂けてしまいます。吹き出しを防止する意味から、シルク側の下にもう一重ナイロンタフタのような生地がある二重側で、裏面は綿100%の生地です。

エクセルヒューマン同様、お客様曰く「結構な金額払った」ということです。価格の半分以上は表の刺繍代ではないかと思われるようなものです。

お預りした羽毛の総重量は2,818gとかなり重め。解体後の側生地重量は1,340gでしたので、羽毛は1,478gということになります。品質表示は読めなくなっていますが、1,500g入り表示と思われます。

羽毛はグースダウンと思われるが・・・品質は微妙

中の羽毛を開けて確認してみました。

おそらくグースダウンのようです。正直中級クラスの羽毛です。350dp以上のエクセルゴールドラベルクラスのように見えます。というのも、側生地が4×5マスの標準的なキルトの場合、1,300gぐらいが標準的な充填量です。私どもの430dpの羽毛布団の場合は1,000gで十分な嵩がでます。この側生地に1,500g(1.5kg)は明らかに入れすぎで、これでは羽毛の呼吸が十分にできません。表の側が2重になっているため、通気度は期待できません。

確かに、40年ぐらい前だとダウン70%~ダウン90%で1.5kg入りというのが一般的でした。その当時でもポーランドグースを1.5kgも入れるとポンポンになってしまい、羽毛の良さを損ねてしまっていました。400dpクラスの羽毛だと1,200gぐらいがちょうどいいのです。

今回は80番手サテンの変形5×5側生地に、400dpのフランスホワイトダックを足して1,300gで仕上げました。80番手サテンであれば、側生地が400gぐらい軽くなるため、合計で700gも軽く仕上がりました。

 

 

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