ダウナ羽毛布団のリフォームに最適なプランは?

より詳しい説明はこちらをご覧ください

目次

結論:SB100生地を使用した、完全立体キルトのプランがおすすめ

当店ではダウナの羽毛布団のリフォームを数多く行ってきました。最近はお問い合わせも多いので、どのようなリフォームがベストなのか整理してまとめてみました。

結論からいいますと、当店オリジナルのSB100生地を使ったリフォームプランが最もおすすめです。

SB100-DX   リフォームパック ハンガリーホワイトグースダウン440dp足し ダウナ用

二層以外はマス目間を羽毛が移動しない完全立体キルトです(通常立体キルトもできます)

サイズ布団の厚み価格(税込)
合掛け:5×6 57,200円
中厚 :5×6 完全
普通厚:変形5×5 完全
84,900円
厚手 :二層式CON101,000円
合掛け:6×6 80,300円
中厚 :6×6 完全
普通厚:5×5 完全
119,000円
厚手 :二層式CON149,000円
合掛け:7×691,300円
中厚 :7×6 完全
普通厚:6×5 完全
136,000円
厚手 :二層式CON162,000円
合掛けは足し羽毛無し

足し羽毛:HWG95 440dp
ハンガリー産ホワイトグースダウン95%

セミシングル(135cm巾)・セミダブル(170cm巾)・キングサイズ(230cm巾)
その他に超ロングサイズ等ご希望のサイズも可能です

合掛の場合は、羽毛が余ることもあります。側生地代の追加で肌布団も同時につくれますのでご相談ください。

理由1:生地の厚みがダウナと同等で、しかも吹き出ししにくい

SB100はインド超長綿を使った国産の当店オリジナル仕上げの生地です。国産平織生地はカサカサ音が出やすいために、カムフィットというソフト加工と、椿オイルでの仕上げをして、柔らかくソフトに仕上がっています。ダウナに使われている生地とほぼ同等の柔らかさです。

生地重量は85g/㎡とダウナと同じ重量ですので、この生地を使うのがダウナに一番近い方法になります。SB100生地は同じ重量ですが、打込みはダウナよりも15%増しで、通気度は3.6ccです。

ダウナは生地の通気性が高いため、快適な反面、羽毛の吹き出しがしばしばあり、リフォームご相談での悩みになっています。SB100であれば、通気性が少し低い分(といっても国産生地では最高レベルの通気度)吹き出しの心配がほぼなくなります。

羽毛の良さを最大限に活かすのであれば、TE200超軽量生地がおすすめ

ドイツWeidmann社のTE200生地は、ダウナの生地よりもさらに軽く(75g/㎡)羽毛の吹き出しより、快適性を優先するのであればこちらの生地がおすすめです。羽毛の吹き出しといっても、ダウナに使われている生地より織密度が高いので(ダウナは打込み295本、TE200は打込み351本)なので、気にならないケースが多いです。

TE200生地でのリフォームパックはこちら

お手軽に仕上げるのであれば、オーガニックコットンTE135G生地がおすすめ

ドイツWeidmann社のTE135G生地は、日本初登場のGOTSという国際基準を満たしたオーガニックコットンの80番手平織生地です。ダウナの生地よりすこしだけ重く、といってもほぼ同じぐらい(90g/㎡)です。

オーガニックコットン(無農薬有機栽培綿)なので、環境への負荷も少ない生地です。ただ、オーガニックコットンのため、ダウナに比べて生地は固めです。生地がなじむまでカサカサというペーパーノイズがでます。生地の音に敏感な方にはおすすめできません。

TE135G生地でのリフォームパックはこちら

理由2:仕上げの厚さを、いろいろと選べる

ダウナをリフォームする際には、体質や住まいの状況に合わせて仕上げの厚さをいろいろと選ぶことができます。一番ポピュラーなシングルサイズで説明しましょう

ダウナは4×5キルト 11cmマチ

ダウナ羽毛布団は4×5=20マスのキルティングで仕上がっています。この4×5マスは日本では一般的なキルティングの方法ですが、実は、身体の中心部に縫い目が来るために、縫い目部分が薄くなり、熱が逃げやすいという欠点があります。

一方、立体キルトの高さを示すマチは11cmあり、かなり一マスの体積が大きな仕様になっているため、長く使用したダウナ羽毛布団は、マス目での羽毛の片寄がかなり出てしまいます。

これがダウナ羽毛布団の課題です。

5×6キルト7cmマチ ー 元のダウナと同じぐらいの保温性

5×6キルトは30マスと、ダウナの1.5倍のマス目です。立体キルトの高さは7cmです。

一般に5×6マスは中厚仕上げとして提案させていただきますが、ダウナのご使用者は都市部のお住まいが多いので、あまりふっくら仕上げる必要がないケースがあります。

5×6マスで1000gぐらいの充填量であれば、身体の中心部に縫い目が来ることがなく、横5マスで体へのフィット性もあがりますので、元のダウナと同じぐらいの保温性が得られます。

変形5×5キルト7cmマチ - 元のダウナより、少しふっくら保温性の高い仕上げ

体の中心部に縫い目が来るという4×5キルトの欠点を解消するために、当店が採用しているのは変形5×5キルトです。

1/2の幅を両サイドに配することにより、中央部の保温性を確保しながら、4×5キルトよりフィット性が向上するキルティングです。

ダウナのシングルの場合は1100gぐらいで仕上げます。5×6キルトより中央部がふっくらと厚みがでるため、現状のダウナの保温力に不足を感じている方におすすめです。代謝量が減る中高年の方や、寒がりの方にはおすすめですね。

ただ、年数の経ったダウナの場合、1100g入れようとすると標準の足し羽毛では足らない場合があり、50~100gの追加足し羽毛が必要な場合があります。50gで6,600円のプラスです。

合掛け布団や肌掛け布団、逆に厚手の二層構造掛布団もできます

最近は500~700gぐらいの合掛け布団のご要望も増えてきました。この場合は5×6マスですが4cmマチの側生地を使います。夏用の300~400gの肌掛けの場合は6×7マスで直キルトに仕上げます。

20年近く使用されたダウナであれば、羽毛の損傷もそれなりにあるので、新しい掛布団に買い換えて旧のダウナを合掛け布団や肌掛け布団に仕上げることもできます。新品羽毛布団をお買上されて、旧の羽毛布団をリフォームされる場合はリフォーム代金が20%割引になりますので、合わせてご検討ください。

極端に寒がりの方は、逆に二層構造になった側でふっくら仕上げることができます。

理由3:完全立体キルトで仕上げるので、片寄りがでない

ダウナ羽毛布団では、マス目の中で羽毛が片寄る以外に、羽毛がマス目間を移動して、一方の羽毛が減ってしますということがあります。通常の立体キルトでは、どうしても発生してしまいます。

完全立体キルトは、マス目が独立していて、マス目間で羽毛が移動することがありません。

なお、4cmマチ以下の立体キルトや二層構造のCONキルトでは完全立体キルトはお選びいただけません。

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