リフォーム用サテン生地SE1014登場

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超軽量サテン100/140がラインアップに加わりました

従来、リフォームで使用しているラムコ100超長綿生地は、非常にソフトで評判が良いのですが、生地重量が110g/㎡と通常の80サテンの114g/㎡と比べてもあまり変わりません。細番手にした恩恵が少ないので、どうしたものかと悩んでいたところ、今回経糸100番手緯糸はなんと140番手という、超長綿のサテン生地を見つけました。

生地重量も101g/㎡と目標の100g切りはできませんでしたが、一般に多く使われる60番手サテンが137g/㎡、80番手サテンが114g/㎡であることを考えますと、国産サテン生地としては最軽量クラスとなります。(国産最軽量は120番手サテンの98g/㎡、当社ではドイツWeidmann社のAD200 120番手サテンで94g/㎡が最軽量です)

価格は据え置き

従来が100/100番手サテンであったものが、100/140番手になりますので、通常は価格がアップになるのですが、今回は、生地1反買いで加工することで、従前の100番手サテンと同じ価格に据え置きました。

縫製工場も変えて、現在他の側と同じところにしましたので、ご希望の方には+4,400円で完全立体キルトにすることができます。(マチが4cm以下、および二層式の完全立体はできません)

このサイト中でラムコ100超長綿の記述があるものは、今後100/140サテンに変更されていきますので、ご注文の際はご確認ください

通気度は低めなのでリフォーム向け

良いところづくめですが、通気度は初期通気度1.1cc/sと、当社基準からいいますと低めです。そのかわり、ほとんどの羽毛で吹き出しの心配がなく使えます。従いまして、この生地は主にリフォーム向けとして考えています。

非常に柔らかいので良い生地ですが、羽毛布団の生地としては通気度が3.5ccあるS9100生地の方がおすすめです。ただ、リフォームの場合、ゴミが多い羽毛だとS9100では吹き出しの心配がでますが、SE1014はその心配がありません。

寒がりのお客さまでしたら、通気性の影響は少なくなりますので、バティスト(平織)のカサカサ感が苦手な方は、このSE1014の方がいいでしょう。

なお、一回洗濯後は2.9cc/sになりますので、ちょうど良い具合の通気度です。新品をお作りになる方で、ご希望の方は事前に水洗い工程を加えることもできます。

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