



結婚の時に購入したダブルサイズの羽毛布団と肌布団を、シングルサイズ2枚にリフォームしたい




奈良県香芝市のお客様。 いろんなメーカーさんを当られて、一部失敗もなさって当店へご相談されました。大手メーカーのリフォームを頼んだら1,600g以上のポンポンで仕上ってきたとのこと、説明も十分でなかったようです。
メーカーは丸八真綿。シルク生地に派手な刺繍が入った羽毛布団で有名です。けっこうな高額で販売いるようですが、残念なことに羽毛の質は並、といっていいでしょう。ホワイトグース ダウン90%だと通常1.5kgは入れすぎです。逆に1.5kg入れないと、十分な嵩が確保できないということもあるかと思います。(一般的には1.2~1.3kgぐらい、当店だと0.9~1.1kg) 肌掛布団は0.5kg入りです。
実際にお預かりした羽毛布団は掛布団はふっくらとしていて、羽毛の状態も悪くはないのですが、肌布団は羽毛の劣化が気になります。
一般に肌掛布団は暖かくなって使うケースが多く、汗の量が多いために掛布団に比べると羽毛の劣化が早い傾向にあります。




| リフォーム前の羽毛布団 | ||
| お客様 | 奈良県香芝市 ご相談メール | |
| サイズ | シングル 150×210cm | |
| メーカー・使用歴 | 丸八真綿 使用歴20年 | |
| 羽毛 | ホワイトグース ダウン90% 掛布団総重量 2995g-解体後側1465g=解体後羽毛量 1530g 肌布団総重量 1650g+1670g-解体後側各1185g=解体後羽毛量 465g+485g 合計 計2,480g | |
| 側 | 表 シルク100% 裏 綿100% 掛布団 4×5マス 肌布団 6×6マス | |
| 所見 | 掛布団の羽毛は良好、肌布団の羽毛は劣化が判りやすい状態 | |
リフォーム前
シングルサイズ 掛布団(厚さ8)と肌掛布団(厚さ4)2枚
キルティングは上記通り


リフォーム後
シングルサイズ 掛布団 中厚7 普通厚8 の2枚




洗浄除塵後15%減はまあまあ優秀。普通厚8と中厚7で仕上げました
軽い羽毛布団の仕上げをご希望でしたので、当店オリジナルSB100(100番手平織 85g/㎡)をおすすめしました。
2,480gの羽毛を洗浄・分別・除塵後は2,150gとしっかり残りました。当初は掛布団と合掛けのご希望でしたが、羽毛の量が十分に残ったため、普通厚8と中厚7に仕上げました。
| リフォーム後 | ||
| リフォーム日 | 2026.8.14 | |
| サイズ | シングル 150×210cm | |
| 側生地 | SB100 100番手平織り 普通厚用 変形5×5 完全立体キルト 7cmマチ 中厚用 5×6 完全立体キルト 7cmマチ | |
| 羽毛の量と足し羽毛 | 普通厚掛布団 1,250g 中厚掛布団 900g | |
| 費用 | リフォーム加工 シングル 掛肌2枚同時加工 26,400円 羽毛布団側 SB100-V55P-SL 普通厚用 49,500円 SB100-56P-SL 中厚用 49,500円 足し羽毛 なし 合計 125,400円(税込) | |
丸八真綿さんの刺繍入りシルク生地は側重量が1,465gとかなり重いです。SB100の側重量765gと比べると倍近い差があります。さらに羽毛の量も少なくて済むので、元の総重量2,995gに対しリフォーム後は2,015gと30%以上軽量化しました。

